2020年6月8日

塗装工事では事前の建物調査が最も重要です!

例えば…
お身体の調子が悪いときは、病院に行って診察、診断してもらうように、
建物が痛んできたら同じように診察、診断を行う必要があります。
診断結果によって病院では検査や入院措置が必要になるかもしれません。
建物も診断結果によって塗装で済むのか、外壁を張り替えなければいけないのか、屋根を葺き替えなければいけないのか、判断しなければいけません。
当然そのような判断をするためには建物全般の知識が求められます。
私たちは1級塗装技能士の資格は当然持ってますが、2級建築施工管理技士、窯業サイディングメンテナンス診断士など
建物診断するために必要な資格も有しています。

最近の事例ですが、

外壁と水切りの間に隙間が空いてなく、水切りで受けてしまった水を外壁の小口が水を吸ってしまい、塗膜が剥がれてました。
このまま塗装してはまた塗膜が剥がれて、サイディングボードも水を吸ってボロボロになってしまうかもしれません。
私たちは隙間を確保するために外壁材をほんの少し切り落とし、小口には水を吸わないようにたっぷりと塗装しました。
最近の建物はしっかりと隙間が確保されてますが、10年15年以上前の建物はこのような外壁の張り方をされているのがたまにあります。
こちらのお客様は塗装に熱心な方で何件か御見積りを取られましたが、このような指摘をしてくれた業者さんはいなかったそうです。

最良の塗装工事を行うには大事なポイントが2つあります。
1,建物の不具合、弱点をどれだけ詳細に把握しているのか
2,どれだけ手間をかけて施工をするのか

そこで塗装工事を検討されている方にお願いがあります!
このようなご時世で経済的な事情もあるとは思いますが
御見積り書だけで判断せず、適切な建物診断を受けて下さい。

大切なお家が新築の時以上の輝きになります!